2017年12月28日木曜日

クリスマスツリーはいつまで飾る?




今年のクリスマスはいかがでしたか?

クリスマスも終わり、ひと段落がついたところです。
そうとは言ってもお正月の準備もあって体をよく動く毎日が続いています。

大掃除を終わればお正月の飾り付けです。
そのため、日本ではクリスマスの翌日にはツリーをしまう人も多いようですね。

キリスト教の国々ではクリスマスシーズンとはクリスマスから12日間続きます。
キリストの降誕の25日から12日間後、つまり1月5日の夜がクリスマス最後の夜。
この翌日の6日に東方から三博士がイエスキリストをとずれた
<エピファニー>(公現祭り)といいます。


このエピファニーの前夜の5日までにツリーを片付けるの一般的。
逆に5日以降もツリーを飾りっぱなしは運が悪いと言われています。

そういえば、ベルギーに住んでいた頃、
クリスマスツリーをゴミとして出せる日が決まっていました。
この日に皆さん、一斉に家の前にツリーを出していたのを覚えています。

他にも、12月31日までにツリーを片付けて
新年をフレッシュにスタートするといった説も。
前の年の「お荷物」を翌年に持ち込まないといった考え方です。


この考え方の方が日本人にとっては何となくわかりやすいかもしれませんね。

我が家ではツリーはまだリビングに飾ってあります。
12日目まで待つ年もあれば、早めに片付ける時も。
鉢植えであれば長持ちしますが、
根切りのツリーですとだんだんと葉っぱが落ちてきますよね。

鉢植えでも、床暖で乾燥しやすいのでぽとぽと落ちてくることもあります。
せっかく年末のお掃除をしたのに...

というわけで最近では26日はさすがに早いけれど、
12月31日までには片付けようといった気持ちにもなってきました。

ちょっとさみしいけれど、
お正月までには完全に切り替えて気持ちをすっきりさせる良いですね。



2017年12月7日木曜日

12月も早々に1週間目が過ぎたところ。
余裕な気持ちで今月をスタートしてのに、やはり1週間が過ぎるとやや焦り気味。



クリスマスツリーは今年は早めに買って、
最初はシンプルにライトだけを取り付けて1週間ほど緑とキラキラした光を
楽しみ、今週になってようやくオーナメントもつけてクリスマス本番に突入。


オーナメントは20数年間かけて少しずつ気に入った物を買い足してきましたが
基本は一緒。白とゴールドをベースにしたものばかり。
そこにライトがキラキラと反射してとても綺麗。
我が家は毎年、そんなシンプルカラーのツリーを楽しんでいます。



でもツリーが出来上がったからといってくつろいでいる場合ではない、
と今朝になって突然焦りの気持ちが。


イギリスと日本の文化が混ざっている私としては
クリスマスは完璧なイギリス流に、
お正月は完璧な日本風にやりたいところ。
イギリス人みたいにクリスマスは完璧にやって、
お正月もイギリス流に大晦日にカウントダウン&シャンパーンで騒いで元旦は
寝るだけというわけにはいきません。

逆に、クリスマスはシンプルに、お正月は完璧にということもあり得ないこの私。
なので12月に入ると両方が頭の中でごっちゃ混ぜになってパニック状態になるのです。


そのため、準備のリストを作成しました。
クリスマスとお正月は同時進行で準備は始まりますが、とりあえずやることと
いつまでやるかを決めてのシンプルなリストです。

⚫︎クリスマスのためにやること:
①ツリーを飾る ✔️
②その他のデコレーション(リース、キャンドルなど)✔️
③ターキーを注文 :12月10までに
④ミンスパイを作る :12月22日
⑤クリスマスプレゼントを買う:12月15日までに
⑥食材の買い出し:12月24日


⚫︎日本のお正月のためにやること
①年賀状の準備、投函:12月25日最終日
②年末の大掃除 :窓、水周り、各部屋 12月22日までに
③年末の大掃除 :玄関、仕事部屋 :12月28日までに
④年末の大掃除:換気扇、エアコン、洗濯機 ✔️
⑤お正月料理の準備:12月26日から買い物ぼちぼち
⑥お正月の飾り:12月28日

✔️はまだ少ないですが、これからゴールに向けて頑張ります。
自分のゴールさえ守ればなんとか穏やかな12月が過ごせそう。

みなさんも焦りすぎず、良いペースを決めてがんばってください。

ちなみに、Houzzのサイトでは毎月「暮らしのカレンダー」の連載を
させていただいています。











2017年12月1日金曜日

ヒュッゲな12月を目指す



最近、日本でもよく聞くようになったデンマーク語の言葉「ヒュッゲ」(hygge)。
ヒュッゲとは一言では訳せない、デンマーク人の生活スタイルを表す表現。
「ほっこりした、心地よい時間や空間」のようなニュアンスを持ちます。

キャンドルライトの炎がゆらゆらと揺れる温かなムード。
柔らかなブランケットに包まれ、ホットワインやココアを飲みながら
家族や大切な友達と過ごす、リラックスした楽しい時間。
暖炉の中で薪がぱちぱちと燃える音。
キッチンから香る、ゆっくり煮込んだりオーブンで焼いている美味しい料理、
またはパンが焼き上がる香り。


世界で最も幸せな国とも言われているそんなデンマーク人の
ヒュッゲなライフスタイルを見習おうと欧米でも昨年頃には大ブームとなり、
最近では日本でも話題になり始めているようです。

冬になると日が短くなるデンマークでは、外食をするよりも
家で過ごす時間が多くなります。
家族で食べたり、友達が遊びに来たり。
そしてゆっくりした時間を楽しみます。

なんだか理想な暮らしですね。


ヒュッゲとは目に見えるものではありません。
フィーリングからくるものです。
ほっこりした雰囲気の中でのリラックスした気持ち。
楽しい時に心の底から幸せを感じた時のあの気持ちです。

なのでヒュッゲな暮らしのHow to はありません。
ヒュッゲスタイルのインテリアというものもありません。
自分にとって何が心地よいか考えてみましょう。

私が始めてヒュッゲという言葉を聞いて頭に浮かんだのが
子供の頃に過ごしたクリスマスでした。



キラキラ輝くツリーのライトやオーナメント。
両親が大好きだったビング・クロスビーの「ホワイトクリスマス」の曲。
母の編んだ下手な手編みのセーターを着て、
家族で暖炉の前でボードゲームをしながら笑ったり、
暖炉でマシュマロを焼いて食べたこと。
ソファの上で愛犬のコリー犬、キャンディーがぐっすり眠っている姿。
思い出すと体の芯から温かさを感じ、ついつい笑顔になります。

デンマークではなく、日本で過ごしたクリスマスでしたが、
まさにあれがヒュッゲだったんだなあ、と今になって思います。

そんなエピソードを思い出し、今年の12月は気持ちを楽にして
ヒュッゲの精神を忘れない月にしたいと願っています。

焦らずにtake it easy。
でもやるべきことはきちんとやる。
手を抜くということではなく、一つ一つやることの大切さを
考えながらやるっていうことだと思います。


2017年11月9日木曜日

ヘッドボードの話

最近、仕事でもプライベートでもヘッドボードついて相談されたり、
話題になることが増えてきました。

ベッドのベースとマットレスは買ったものの、ヘッドボードがついてなくて
どうしよう、どんなタイプが良いかと相談されたり、
ヘッドボード付きのベッドを買ったけれど失敗しちゃった...とか。

ヘッドボードとは寝室のインテリアとしてはかなり重要な役割を持ちます。
ヘッドボードひとつで部屋の雰囲気も大きく変わりますし。

我が家では、17年前にやはりベースとマットレスだけのベッドを買いました。
そしてヘッドーボード探しには苦労しました。
たくさんのヘッドボードを見て全部却下。
自分は何を探しているんだろう、ともう一度ゼロから考え直すことにし、
海外のインテリア雑誌をたくさん読みました。
そして出合ったのが、木の板で作られたヘッドボードの一枚の写真。
なるほど、板ね。
こんな感じだったら自分でも作れそう、と思ったのです。

早速スケッチを描き、寸法を決めてホームセンターへ。
まずは枠を作って、そこに板を並べて釘を打ち込んだだけの
簡単DIYヘッドボードの出来上がり!

そして仕上げにペンキを塗りました。

手作り感のあふれた、温かみのあるヘッドボードは今でも大のお気に入りです。



ヘッドボードを選ぶときの重要なポイントは「高さ」です。
私は、ベッドにたくさんの枕を置いても、しっかりとボードが見えるのが好きなため
やや高めにつくりました。
ボードはある意味、「ベッドの顔」と思っているのである程度存在感が欲しかったから。

せっかく買ったり作ったりするヘッドボードなので
どう見せたいかをよく考えて選ぶと良いでしょう。

最後に、Houzzからの素敵な実例をご紹介しましょう。



我が家のボードとちょっと似たコンセプトですが、こちらは板が横張りに、
ペンキを塗らないままでナチュラルに。
壁と壁の間にぴったりはまるサイズでつくられています。


海外でだんとつポピュラーなのが布張のヘッドボード。
ボタン留めのタイプはクラシックでありながら、組み合わせるクッションや
色によってテイストも大きく変わります。
ここでもやっぱり、ボードとクッションの高さのバランスがいい感じに。




今使っているヘッドボードがイマイチ気に入らないけれど
ボードごと取り換えるのも、と思ったら上から被らせる
スリップオンタイプがオススメです。
今のボードのサイズに合わせてカバーだけを作れば、季節ごとに変えるなど、
フレクシブルにも楽しめますよ。


古いドアーを2枚合わせたヘッドボード。
アンティーク風にペイントして、白をメインに、
グレーのアクセントのクッションが素敵な、ドリーミーなベッドルーム。
すごーく憧れます。



最後にご紹介するのが、ウッドパネルのヘッドボード。
やや低めである分、横幅があるので十分存在感が。
ホテルでよく見かけるタイプですね。
低い分、上にアートを飾ったりすると寂しくなく、
素敵なアクセントになっています。

ヘッドボードの種類はまだまだたくさん。

もっと色々見たい方はぜひこちらも合わせて!



寝室インテリアの主役級、ヘッドボードのバリエーション

寝室をグレードアップする、ファブリック張りのヘッドボードに注目!


まずはどのようなイメージのお部屋にされたいかを考え、
そこから似合ったスタイルのヘッドボードを探すと良いでしょう。

寝室のインテリアとはついつい後回しになりがちですが、
1日のうちもっとも長く過ごす部屋でもあり、
大切な睡眠をとる場所です。

快適な眠りのためにも心の安らぐベッドルームづくりをしてみませんか?









2017年10月17日火曜日

ソファのアクセント

我が家で愛用しているソファはIKEAのロングセラーでも
あるEktorpシリーズの2人掛けソファ。
大きさも形がまさに私が理想としてイメージしていたことで選びました。
そして温かみのある質感で光の反射が綺麗な、ベルベットっぽいカバーを選びました。

ソファにはクッションをたくさん置くのが好きです。
座り心地もさらによくなるし、見かけにも立体感が出たり、
ちょっとしたアクセントにもなります。


ソファだけではなく、部屋の表情をつくりあげるのには
デコラティブクッションも欠かせません。

同じソファでも選ぶクッションで部屋の雰囲気も大きく変えることができます。

とは言っても、デコラティブとは派手であったり、
豪華であったり、すごく装飾性が高いものばかりではなくても良いのです。

我が家のリビングは基本はニュートラルカラーで統一しています。
そして、アクセントのクッションもニュートラル。

それではアクセントにならないといった考え方もあるかもしれませんが、
窓から入ってくる、時間によっての光の変化で微妙に表情が
変わっていくのが目を引き、十分アクセントになっています。

アクセントとはパッと目立たなくても、さりげなくても良いんですね。

先日そのクッションを、新しくオーダーした同じベルギーリネンで作り直しました。
長年使っていて、かなりヘビーユースだったのでさすがに
汚れもかすれも目立ってきたので。

色は微妙に違うニュートラルカラー。
この微妙な違いがまた、
光の受け方が違うことでいい感じのニュアンスになっています。


ヴェルベット調のソファに、リネンのクッションに
同系色のニュートラルなブランケット(これもIKEA)を添えただけで
これからの寒い季節に温まるようなシーンが出来上がり。


今はまだ外は緑が少し残っていますが、
そのうち木も裸になってくると寂しく、寒い感じになってしまいます。
ほっこりとしたファブリックが温めてくれそう。




2017年10月6日金曜日

秋のインテリア

またまたご無沙汰してしまいました。

気がつくとすっかり秋。窓の外の木も徐々に色が変わり、
気温も下がってきました。
風邪だけはひかないように、と必要以上に着込んでしまっている毎日です。

今年の夏は一体どうしたのでしょう、と思うような天気でしたね。
9月の中旬、クローゼットの中を見てみたら、今年の夏に1度も着なかった
服がたくさん。靴箱にも、履かなかったサンダルが何足も。
それぐらい、暑い日がなかったということだったんでしょうか。

どちらかといえば夏服の方が好きなので残念。
来年に期待しましょう。


9月は少しずつ秋の準備も始める1ヶ月でした。
衣替えだったり、部屋の模様替え。
扇風機を片付けたり、夏にしか使わない(今年はあまり使わなかった)
食器もしまったり。

秋の模様替えは夏の貝殻やシーグラスを片付けて、
パインコーンやポプリを取り出し、
リビングのテーブルの上に置いてある古い木箱に入れるところから始まりました。




をして10月に入ってから、リビングのコーナーには、お花の変わりに葉物を。
大きめなのでこれだけでもかなり秋っぽくなりました。


そして厚手のブランケットをソファのアームの部分にかけて
部屋の雰囲気が温かな雰囲気に。
冷え込んできたときには欠かせないアイテムです。
私が愛用しているのはIKEAのブランケット。
ニュートラルカラーのソファとクッションとよくマッチングしていることで選んだもの。

そして秋といえばやっぱりパンプキン。
お花やさんで売っているミニパンプキンは
いつもは白やグリーン、黄色など、オレンジ以外の淡い色を選ぶのですが、
今年は珍しくオレンジに。


紅葉しているリビングの葉物に影響されたのでしょうか。
ダイニングの食器棚の上のガラスのケーキスタンドの中に入れました。

ニュートラルも素敵ですが、少しだけでも秋色が入ると
ぐーんと季節感が出ますね。

秋に取り入れたいのはこのような、温かみや深みのある「秋色」。
オレンジや赤、黄色、ブラウン、濃いめの紫など、紅葉を思わせる色や、
温かみのあるオリーブグリーンも素敵です。

そして自然界からの物。
パンプキン、葉物、枝物、パインコーン。
どんぐりや落ち葉を拾ってアレンジしても素敵です。

厚手のファブリックを加えるとさらに温かみのある部屋に。
膝掛けやブランケットをひょいと椅子やソファに引っ掛けるだけでもOK。
クッションカバーを取り替える人も。
寝室は秋になるとカーテンを、白い薄手のリネンのものから
濃い紫の厚手のリネンのものに取り替えます。

あまり深く、大げさに考えないで、
2〜3点、秋っぽい物や色を取り入れるだけで良いのではないでしょうか。
我が家はまさにそうです。
模様替えというのも大げさなぐらい。

あっという間にできました。




2017年8月14日月曜日

ダイニングテーブルをいつもすっきり見せるコツ

ダイニングのテーブルの上はできるだけ物は置きたくない場所。
置くとすれば花や、素敵な器にフルーツのせて飾るぐらいが理想です。
ダイニングといった空間の中心でもあるテーブルは一番目立つ場所なのため、
その上に常に郵便物やDM、
荷物などが置いてあると部屋をどれだけ綺麗にしていても
全体が雑然に見えてしまいますよね。

でも、そうは言っても簡単ではないのはよく分かります。
帰宅すればまずはポストの中に入っていた郵便物や
チラシをテーブルの上に置いてしまいます。

それが、何日かそのままになっていませんか?

大切なのはまずは郵便物をすぐに開けること。
不要な紙類は捨ててしまい、必要なものだけが残るところまでやりましょう。

次に分類。
必要な書類の中でも、保管するもの、すぐに処理が必要なもの、
すぐでもないけれど近い将来必要となる物とあると思います。

私の場合、保管する物は自分の書斎にあるファイルボックスの中に入れてしまいます。
ファイルボックスは細かく分類されているので、フォルダーに挟み込むだけ。

すぐに処理が必要な、請求書や返送しなければいけない書類、
招待状、案内状は手帳に挟みます。
そのためもあって、A4サイズの紙でも3つ折りにすれば挟めるサイズの手帳にしました。
これだったら絶対に忘れなくて便利。



そしていずれは必要となる書類は、
ファイルボックスにしまってしまうと忘れそうなので
ダイニングとキッチンの間に作った書類の一時置きスペースに。

実はこれ、IKEAのミニチェストの引き出しを抜いて作った物。
このチェスト、細々した物を収納するのに便利ですが、
引き出しを抜いて違う使い方するのにもなかなかいいですよ。


個人的な好みですが、私自身にとってはダイニングとは食事をゆっくり楽しむ、
ある意味、くつろぎの場所であったり、友達を招いての社交の場所でもあります。
あまり生活感は出さずにインテリアが優先しています。

置いてある物はお気に入りの食器棚の中にお気に入りの食器類。
そのため、書類は文房具は基本的には2階のダイニングではなく1階にある
自分の仕事部屋に置いています。



ダイニングが中心となる日本人の生活の中では
私のような収納方法はなかなか難しいところもあるかもしれません。
とくにお子さんばいれば毎日のように学校から持って帰って来るプリント類や、
お勉強道具もありますよね。

だから大切なのがダイニングテーブル近くにある充実した収納スペースです。
保管する書類、よく見る書類、
そのうち見る書類と分類して収納ができる家具が必要となります。
それは、ローボードや作り付けの壁面収納など、種類は様々。
A4のファイルボックスがしっかり入り、
さらに文房具や小物を入れる引き出しもあると便利です。
「ランドセルを置く場所も欲しい」
と収納のコンサルティングをしている際に相談されたこともよくあります。
確かに、ランドセルやカバンって置き場所に困りますよね。

ダイニングといった空間をどのように使われるかによって
収納のプランニングをすると理想の、すっきりしたテーブルが保ちやすくなります。


私の場合、ダイニングは食事やお茶、
時々家まで来てくださる仕事関係者の方との打ち合わせ以外には使っていません。
生活の中心はリビングのソファとなっています。

そこが我が家の問題。
夫は郵便物をソファで開けるのです。
それって、私がダイニングを書類を見づらい場所にしてしまったからなのでしょうか(笑)???
個人の書類や仕事関係の書類は自分で管理をするので
ソファの横の本棚の一部を夫の書類スペースにしました。
でも、ファイルボックスが丸見えなのも気になるため、
普段はアートを目隠しとして立てかけています。


夫に自分の書斎があればこの問題が解決されるかと考えてみたところ、
多分変わらないでしょう。
彼はリビングが好きで、テレビを見たり、
くつろぎながら郵便物を開けるのが習慣になっているようです。
だから我が家ではリビングでは色々隠す技が必要となったのです。
夫の爪切りや健康関連のグッズも実は密かに隠れています。

使う場所の近くに物を置くのが上手な収納の基本。
生活動線を考えながら収納を計画していけば物の出し入れも楽になります。

インテリアの雰囲気を壊さずの収納スペースももちろん、可能です!
--------------------------------------------------------------------------------------------------


インテリアや収納に関するコンサルティングやカウンセリング
に関しましてはホームページをご覧ください。
お部屋全体から、ワンポイントのアドバイズまで承っております。





2017年5月31日水曜日

吊るす楽しさ

最近、ガーランドやストリングライトなど、
もともとはクリスマスやお誕生日パーティーなどのイベントの際に飾るデコレーションが
普段でも人気が出ています。



私も最近気になって、IKEAでLEDのライトチェーンを買ってきました。
それとは別売りで、Solvindenの小さな提灯のようなシェードも。
屋外でも使えるそうなので夏は屋上でも照明での演出が楽しみたいです。

とは思いながら、結局は階段の吹き抜けの上から吊るしました。
寂しかった階段もちょっとムードアップしていい感じに。



LEDのライトチェーンはパントリーにも取り付けました。
ほんわかとライトアップして立体感がでました。


そして遊び心があって楽しいのがガーランド。
家にあった、余った壁紙で作ってみました。


壁紙を三角にカットして、ホールパンチャーで
左右2カ所に穴を開けて白い紐を通しただけ。

色もグレイッシュトーンと白を中心に、壁に合わせたので
派手になりすぎず、パーティっぽくもならないで
ちょうどいい感じに溶け込んでいます。
まさに「ヘザー・カラー」!

柄はミックスしても、間に無地を入れることで少し落ち着き感も出ます。

飾った場所はベッドルーム。



ベッドの上の壁が若干寂しかったのでちょうど良いアクセントに。

余った壁紙、ラッピングペーパーなど、
好きな色や柄の紙をミックスして簡単につくれますよ。

ガーランドやチェーンライトは子供のパーティーだけではなく、
大人のインテリアでも十分楽しめます。


2017年5月11日木曜日

花瓶の魅力


長い間、IKEAの四角い花瓶をいろいろな使い方で愛用してきました。
以前にもご紹介したことがあると思います。

著書「ふつうの住まいでかなえる外国スタイルの部屋づくり」(文藝春秋)
でも紹介しました!
小石を入れてブックエンドにしたり...



四角い花瓶はサイズ的にも形的にも、お花以外のものにたくさん使えますが、
最近IKEAで久しぶりに丸い花瓶を購入しました。

本来は丸い花瓶のほうが一般的なんですけどね。
いつの間にか「四角」にはまっていて丸い花瓶の魅力を忘れていたような感じで
最近また目覚めました。

実は可愛い、IKEA の丸い花瓶シリーズ。


下に小石を入れて、写真を入れるとユニークなフォトフレームに。
写真は1枚ではなく、がさっと何枚も入れておいて、カレンダーのように
気が向いたら手前の写真を取り替えればディスプレイもちょっとだけ変わります。

日々の小さな変化はインテリアを楽しむための大切なことです。

もう一つ、今は気になっているのがストリングライト。

昔はクリスマスのデコレーションとしてしか考えていなかったのが、
最近では普段のインテリアでも楽しむようになった人が増えてきました。

私の場合、LED のストリングライトをぐちゃっと花瓶の中に入れちゃいました。



なんとなく間接照明的。
ほんわかと優しい灯りがコーナーのアクセントになっています。

こう見ると、小石も結構使える小道具ですね。

来週もまたIKEAへ行く予定ですが、またまた花瓶を買ってくることでしょう。
そんなに持ってどうするの、と自分でも思いながらも、
収納用品としてやデコレーションとしてなんだかと使い道を見つけ、
いざお花を買って飾ろうと思うと肝心な花瓶がないことに困ることもあるのです...

最近書かせていただいたHOUZZ での特集記事でもさらにたくさんの
花瓶の使い方をご紹介しました。
こちらもぜひ合わせてお読みください!


2017年3月14日火曜日

あっという間に時が過ぎて久しぶりの投稿となってしまいました。

今年に入ってから、ばたばたとした日々。

仕事や勉強、数々の撮影が続いた合間には一人旅で京都へ。
本来は1月に夫と二人で行く予定だったのが、出発前日の朝に夫が高熱をだしてしまい、
あげくにインフルエンザと診断され、
4ヶ月前から楽しみにしていたいた京都旅行もキャンセル。

でもとにかく日常から脱出して疲れも取りたかったため、
2月にとりあえず一人で行くことにしました。

私たちってそういう夫婦なのです。
一昨年の10月も二人で京都旅行を予定していた前日に
私がインフルになり、その時は夫に家にいられたら絶対に移る、
具合悪い時にいられるとこっちが気を使ってしまう、
しかもホテルのキャンセル料がもったいないと言って
無理やり夫を一人で2泊京都へ行かせました。

なので今回は私のリベンジ。

のんびりと、街をぶらぶらして、
お茶を飲んだり、ショッピングを楽しんだり、
とにかく誰にも振り回されずにマイペースで過ごそうと思っていた京都旅行。


2日目にはまだ行ったことがなかった伏見稲荷大社へ行ってきました。
美しい鳥居の下を、どこまで歩けるかと歩き出すと足が止まらない。
ここまで来たら山頂まで登らないとなんだか損をしてしまうような気持ちで
一人、必死に上りました。



ちょっと階段が多いお寺でもふうふう息切れしてしまうのに、
本当に大丈夫なのかと思いながらなんとか山頂へ。


顔が完全に疲れています。



でも、一人だったからこそ達成できたのかも、と後から思いました。
夫と一緒だったらぐーたらと文句を言ったり甘えたり、
途中で喧嘩になって「もう降りよう」となったことでしょう。

二人も楽しいけれど、一人で何かをチャレンジすることの大切さが
身にしみました。人生、色々な意味でそうかもしれませんね。

「一人だったらできなかったかも」とよく言いますが、
「二人だったらできなかったかも」ということもあるんですね。

と、ちょっと勉強になった一人京都でした。



2017年1月17日火曜日

お正月のプチ模様替えい

少し遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末は風邪をひいてしまったり、色々あってバタバタしてしまいましたが
お正月はゆっくり過ごせました。
家で仕事をしているどうしてもちょっとでも時間があるとついつい
パソコンをいじったり、仕事をしてしまいがちですが、
今年のお正月はパソコンを一切触らないと誓い、
驚くことに守ることができ、大晦日から4日間は久しぶりにアナログ生活に戻りました。

そのおかげで、家の中で気になっていたちょっとしたこともできたので
やっぱりそういった時間も必要だな、と思いました。

しばらくの間、家の中は放置している状態で、お掃除は別として
新たなことはあまりしていない面白くない日々が続きました。

実は、ダイニングのテーブルの上に吊るしているペンダントライトが
布製でだんだんと黄ばんできていたことがちょっと前から気になっていました。

before
新しい照明器具を色々探していたのですが、いまいちピンとくるのがなく、
なかなか変えることができない状態。
みっともない、と気になりながらの生活もあまり気持ちがよくないですね。

いくつか候補はあっても、お掃除しにくいとか、予算オーバー。

そんなことを悩みながら年末のお掃除で書斎にある、家の物が入っている収納を
整理した時に出てきたのがデンマーク製のレ・クリントのシェード。
以前は寝室で使っていたのですが、よりシンプルにしたいと主人のリクエストで
照明器具を交換し、でもレ・クリントは手放す気にはなれず、しまったままでした。

ダイニングにぴったり。どうしてもっと早く気づかなかったのでしょう。

早速交換しました。

after
ダークグレーの壁をバックに、真っ白なシェードと、
その特徴の折り目が綺麗に映え、いい感じ。
ナチュラル系の家具が多いわが家ですが、
ポイントとしてこのようなデザイナーズアイテムがあるのも
ちょっとしたアクセントになっていいですね。



あまり「なになにテイスト」にこだわらず、好きな物をミックスする我が家なので
ヨーロッパのアンティークがあれば、東南アジアの家具もあり、
新しい物や手作りもあり、といった感じ。
自分のテイストというものを持っていれば、
多少スタイルが違っても好きな物同士って自然と馴染むものですね。

お正月にやったことって、これぐらいですが、大満足です。

ついでにお知らせですが
先日、朝時間.jp にてインタビューが掲載されました。
よろしかったら是非クリックして見てみてください。

今年もみなさんにとって素敵な一年でありますように。