2016年6月27日月曜日

わが家でヒットした2つの和風パスタ

最近はまっているのが和の残り物で作るパスタ。

ちょっとしたアクシデントで始まったことですが、
いつもと違うお店で買った塩鮭があまりにも辛くて食べられなく、
残してしまったことがありました。
捨てるのはもちろんもったいないのでパスタのクリームソースに。
中途半端な量が残ったほうれん草も入れて、美味しかったです。
シャケとほうれん草って合うんですよね。


パスタソースにはお塩は一切必要がない辛さの塩鮭でした。

スモークサーモンのクリームソースのパスタは昔からの定番のひとつですが、
塩鮭は初めて。
ここだけの話、スモークサーモンよりダントツ美味しいですよ。
すっかり我が家の定番に。
ほうれん草がないときはアスパラを入れても美味しかったです。

もう一つのヒット作が「へしこのペペロンチーノ」
主人が福井県出身なので、
実家に帰ると必ず買ってくるのが福井名物でもある
あの臭い「へしこ」。
我が家では基本的には私がいるときは食べるのは禁止するぐらい、
本当に臭い。
だから、私がいないときに一人寂しく、お酒のおつまみにしているみたい。
実は幸せな一人時間だったりして(笑)。

ところがアンチョビーが切れてしまってお昼に困ったあるときに、
代わりにへしこを使ってみたらどうかと
ちょっと冒険する気になってチャレンジしてみました。。


少しだけ、アンチョビ代わりに入れ、スライスしたズッキーニと
いつもの唐辛子やにんにく、ドライトマトと一緒に炒めてパスタを絡めたら
なんて美味しい!

確かに、へしこだけを臭うと正直、むせるぐらいの臭さですが、
他の材料と一緒にオリーブオイルで炒めると臭みが和らぎ、
アンチョビよりも癖がある味ですが、美味しかったです。
これもなかなかイケる味。

臭いと思って何年も拒否していた「へしこ」は今はすっかり
大歓迎の品に。
人って、変わるもんですね。

2016年6月12日日曜日

パッキンを取り替えたことのお話

キッチンのこのラックは、ベルギーで暮らしていた頃から
ずっと使い続けてきたガラスの保存容器に合わせた作ったもの。
形も一般的なガラス容器とちょっと違って気に入っています。


でも使っているうちにやはりパッキンがだんだんと固くなり、
ボロボロに。
せっかく好きな容器なのに、買い換えたくないと思ってそのまま使用。
でも、容器気に入ったいるだけではなく、
この棚を瓶に合わせてしまったというのももう一つの理由。
お店で探しても、同じサイズの物がなく、
大きすぎるか、小さすぎるか。
小さいのだと、量も入らないし...

そのうち、作り直すか、と諦めかけ、
家で撮影をしていたある時にそんな話をしたところ、
担当編集者が「パッキンだけ替えれば良いのでは?」と一言。

パッキンだけ取り替える...
考えもしなかったこと。
でもよく考えると、パッキンが劣化したために
容器ごと全部捨てて買い換えるとはちょっと変な話。

でもベルギーで20年以上も前に買ったものだし、
サイズとか、あるのかしら?
と思っていたところ編集者さんからメールが。

「パッキン、IKEAにありましたよ」と。

今まで何回、容器を見にIKEAへ行ったことやら。
早速行ってみらたら、ガラス容器の横にパッキンがあるではないですか。

すぐに買ってすぐに取り替え。


サイズもぴったり。
左の容器を見ればどれだけボロボロだったのかがわかります!
なんて恥ずかしい。

こんな基本的なことに思いつかなかった自分がなんだか情けなく思いました。
たとえ高価でもなんでもないものでも、
直せるのであれば、直したいですよね。

すぐに「買い換える」と思わないで、
使えるものはこれからもずっと長く使いたいです。
何もかも消耗品だと思わないで、一生使うつもりで物を大切にするべきです。
それが家具であっても、キッチンの小さながガラス容器であっても。