2015年10月21日水曜日

夫の変化

先日、初めて主人と一緒に衣替えをしました。

衣替えは今までは私の仕事。
とは言っても主人の服はそれほど衣替えする必要もなく、
しまってあるセーター数枚を取り出して夏の短パンをしまう程度。
あとはもう着なさそうな怪しい服を取り出して
見極めをしてもらうためにベッドの上に置き、
明らかに古い下着類を捨ててぐちゃっとなっている衣装ケースの中や
クローゼットの袋棚の上に置いてある服を畳み直すだけ。
自分の衣替えのついでにやってしまうような感じでした。

ちなみに我が家はオフシーズンの服はIKEAの保管ケースに入れ、
私のクローゼットの上の棚に入れています。



それが先日「今日は衣替えしよう」と急に言い出したから
どいう風のふきまわしなのか驚きながら、興味津々でもあって
自分の衣替えをしながら横目でちらちらと彼を観察。

結構素早くやっていたのでびっくり。
処分する服もたくさん出てきて終わるとクローゼットの中はすっきり。
褒めると「それは、収納のプロの旦那としては当たり前でしょう」とやや自慢げ。
何を言っているのさ。
今までは奥さんが収納のプロだから自分は何もしなくても
家の整理収納は完璧で楽だと大威張りだったくせに。

別に自分で衣替えをするようになった主人の自慢をしたくて
書いている訳ではないのですが、彼のある「変化」が面白いと思いました。

もともと整理整頓が苦手な主人。
なんでも出しっぱなしにするタイプで、
その都度喧嘩になるのもストレスなので黙ってしまうのが私の役目。
それで家庭が平和であればそれで良し。

Tシャツや下着など、クローゼットに入っている衣装ケースの中も
いくら整えてもぐちゃぐちゃに。
その一つの原因は洋服の入れ方にありました。

小さくたたんで立てて収納すれば良いものの、
主人はたたんで寝かせて重ねて収納をしたいタイプ。
でも結局下のものを取り出すために上の服も全部ぐちゃぐちゃになってしまうのです。
だからいつも引き出しの中はぐちゃぐちゃ状態。

私はとっくの昔から服はたたんで立てて収納していました。


絶対にその方が見やすく出し入れもしやすいと思っているのである時、
黙って勝手に主人の衣装ケースの中の洋服のしまい方を変えてしまいました。

さて、どう反応するか。

それが、反応が全くなし。
一言も言いません。
ありがとうも、余計なお世話だとも言わずにそのまま黙った状態。

気がついていないのかなあ、と思うぐらいでした。

実は主人は洗濯が大好き。
週末になると朝早くから自分から勝手に洗濯をして、
気がつくと屋上に干してあって、夕方になると気がつくとそれがまた
寝室に戻っているのです。その辺はとてもラッキーな私。

たたんだ洗濯物は、主人は自分のものは勝手にしまい、
私のものは私がしまえるようにベッドの上に置いてくれています。
(しまってあげても良いとは思っているはずですけど、
多分しまい方がどうこうと文句言われるのに違いないと、遠慮しているのでしょう)

 

主人の洋服を立ててしまってから一年ほどが経った今、
引き出しの中がぐちゃぐちゃになることもなく
私が整え直すことも一度もありませんでした。

あんなに洋服を立てて収納するのが嫌だったのに、
ちゃんと立てたまま収納しているのです。
もちろん、折った部分を上になるように綺麗に並べるとか、
その辺はちょっと苦手で逆さまに立てたりはしているものの、
前みたいにぐちゃっとなっていません。

家を整理して、すっきりした段階で人が変わるとよく言われます。
気持ちにも余裕ができたり、新しいことを始めようと思ったり。
人生が明るくなったとおっしゃる方もいらっしゃいます。

洋服のしまい方ちょっと変えてあげただけで
主人もいつの間にか変わったんですね。
最初の一歩だけ一緒に踏み入れてあげたというか、
背中を「ポン」と一押ししたことであとは自分でできるようになったのです。

あまり自慢しすぎるのも、と思うのですが実はもう一つ。
最近、健康志向でナッツやドライフルーツ、
りんごなどを大量に買うようになった主人は、
そのようなものが冷蔵庫を占領してしまうのが気になって
先日、自分のナッツなどを入れるために冷蔵全体の整理を黙ってやっていました。


 どちらかといえば、自分のナッツやドライフルーツやりんごを入れた
袋を置くために場所を作った、という感じですが。
(カゴはもともと私が入れたものです)

まあ、良いことですね。
ただ、調子にのりすぎて私の収納術に口出しだけはし始めなければ良いけれど...



2015年10月10日土曜日

いろいろあった一週間です。
良いことも悪いことも。

良いことは、徳島出身の友人からすだちがたくさん届いたこと。
この絵を描いた画家の橋本シャーン氏からの素敵なお届け物です。


たくさんというのは10個や20個ではなく、
数えてはいないのですが、30〜40個ぐらい入っていた小包が届きました。

以前にもいただいたことがあって、そのときはどう二人で全部使い切るか悩み、
結果的には「すだちパイ」を作りました。

とても美味しかったのですが、
何よりも忘れられていないのがパイを作るために
小さなすだちを何個絞ったこと。大変で手間で痛くなってしまったこと。


もうちょっと規模の小さいものに頑張って使い切りましょう。

徳島の人は何にでもすだちをかけるとその友人は言っていたので
我が家でも魚やもちろん、冷奴、お味噌汁、ドレッシング。
チキンのソテーにかけても美味しかったです。

そして悪いこととは、愛犬ボニーのぎっくり腰。
犬ってぎっくり腰になると知ったのも最近のことでしたが
まさかうちのボニーがなるとは思いもしませんでした。


とにかく安静に、と言われ、痛み止めを飲みながら1階でずっと過ごしています。(階段はもちろん、禁止)
おかげさまで少しよくなったのですが、
あの本当に辛い時、変わってあげたい、と思ったぐらいでした。

でも徐々にいつものボニーに戻ってきて安心しました。
それでも階段はしばらく禁止。
もしかしたらもう一生禁にした方が良いかも、と主人と話したことも。

そうなると必要になってくるのが階段のゲートです。
なんだか、プラスチック製の赤ちゃん用のゲートをつけるのも...

自分で作ってみようかと考えたりもしていますがそこまでできるかな?

理想のゲートはこんな感じです。
かわいいですよね。