2015年7月10日金曜日

ローテーブルの使い方

リビングのソファの前に置くローテーブルを英語ではcoffee table、
コーヒーテーブルと言います。

なぜかといえばそれはきっと、
コーヒーを飲むときに使うテーブルだからでしょうね。
でも紅茶を飲むイギリスではティーテーブルとは言いません。
ティーテーブルとはまた別なもので、
昔、お茶を飲むときだけ運ばれてソファやアームチェアの前に置かれた
小さなサイドテーブルのようなものです。
しかもそれはイギリスではなく、アメリカのこと。
植民地時代、紅茶がとても高価なものだったときに
特別なものとして専用テーブルが使われたとか。

それは置いておいて、またコーヒーテーブルのお話に戻りましょう。


日本ではダイニングのテーブルでおもてなしがされることが多いようですが、
欧米ではお客さんがいらしたときはソファでお茶をするのが一般的ですね。

でも長時間ソファでお茶をするのもリラックスできてなかなか良いですよ。

コーヒーやティータイム以外のときは、コーヒーテーブルは
ディスプレイの場所にもなります。

そこはお花やグリーン、素敵なボウルやバスケット、コレクションなど、
大切な小物など、さまざまなものが飾る場所に。

たくさんものが置いてあることもあればテーブルの真ん中にたった一個だけ
シンプルに置かれていることも。

そしてもっとも多く見られるのが本。
インテリアやアートの本であったり、素敵な写真集であったり。
置いただけで絵になる本。
我が家でも、そのときにいちばん好きな本をいつも飾っています。

それを話すとよく「でもそれって、洋書だから素敵なのよね〜」と言われることが。
本当にそうかしら?と思って自宅にある文庫や単行本で実験してみました。


本が小さいため、そのまま置くと雑然に見えてしまいそうなので
トレーにまとめて。
リビングに置いてあった小石や置物を添えたら出来上がり。
表紙の色がリビングにちょっと派手だったのでカバーを外したら
お部屋に自然と馴染むちょっとしたディスプレイに。


今読んでいる本や、最近買ってきてこれから読もうと置いておきたい本は
このように置いてみてはいかがでしょう。

ちなみに、Houzzでも今週、
ローテーブルのディスプレイについての記事をアップしましたので
そちらもぜひご覧になってみてください!

では、Have a nice weekend!