2015年4月18日土曜日

迷子の靴下たち

誰にでもあると思う、迷子の靴下。
でもブラッキン家はどうもひどい方なのでは、と思うことも。
子供の頃、特に我が家ではひどかったようで父は
「うちには靴下泥棒でもいるのか」とよく夫婦ゲンカの原因にもなっていたぐらい。

妹が二人の娘たちをイタリアから連れて日本に遊びに来た時も、
リビングには常に姪っ子たちの靴下の片方が落ちていて
不思議で仕方がありませんでした。

もう片方はどこ?
第一、なぜ11月のこのひんやりした時期に靴下をリビングで脱ぐの?


確かに、いつ見ても二人は裸足。

トスカーナの田舎の家の冷たいテラコッタタイルの上でもいつも裸足なのかしら。

親子3人がイタリアに帰った数週間後の間、
いろいろな場所からたくさんのモノが出てきます。
鉛筆や消しゴム、お菓子やお菓子の包み、ヘアゴム、などなど。
そして片方の靴下がソファやベッドの下に落ちていたり、
ソファの本体とクッションの間にぎゅっと押し込まれていたり。
片方だけわざわざぎゅっと押し込んで、もう片方はどうしたのでしょう。


二人の姪っ子たちのソックスとなんと、妹のまで...

それにしてもあの人たち、
靴下の片方だけをスーツケースにたくさん詰めて持って帰ってるの?

日本とイタリアとでバラバラになってしまった靴下たち。
送るのも変ですし、わざわざとっておいても
きっと二度と再会はしないと思ってそのままゴミ箱へ。

我が家では逸れてしまった片方の靴下には2週間の期限を与えて、
その間に見つからなかったら捨てることにしています。


見つけてから2週間後の日にちを書いて
寝室のドレッサーの取っ手にひっかけておいて一目でわかるように。

それにしても一体、どこへ行ってしまうんでしょうね。
不思議で仕方がありません。