2015年3月29日日曜日

我が家の朝ごはん

朝ごはんはしっかり食べる日もあれば、スムージーだけの日も。
でも、しっかりと言ってもあまりたくさんは食べられない方です。

1年ほど前から始めた朝一のデトックス。
レモン、きゅうり、ミントが入ったデトックスウォーターを
朝起きてすぐに、まず一杯飲むようにしています。


デトックスウォーターは必ず冷蔵庫の中に一本あります。
一日一本ぐらい飲むと良いらしい。

朝起きてまずはデトックスウォーター。
その間に紅茶を入れて、
そしてミルクティを飲みながらスムージーを作ります。

なんだか水分ばっかりですね。



それから朝6時から営業している近所のパン屋さんで、
愛犬ボニーのお散歩がてらに寄ってその日の気分で好きなパンを買うことも。


昔からクロワッサンやパン・オ・ショコラが好きで週に1〜2回は出来立てを。

忙しい日は、主人を送り出した後に机での朝ごはん。
イングリッシュマフィンは子供の頃から大好物。
ジャムも蜂蜜もつけず、ただ溶けてしみ込むぐらいのたっぷりーのバターを塗るだけ。



そろそろ食べてしまわないと、と思ったパンがある日はフレンチトースト。
食パンであったり、バゲットであったり、余っているパン、なんでも使います。


そして時々の大きな楽しみがイングリッシュブレクファースト。
カリカリベーコンと目玉焼き、そしてベークドビーンズ。
ソーセージもあったり、ハッシュドポテトとか、フライドトマト、
マッシュルームも添えたり。
前の晩からのマッシュポテトが残っていたらポテトパンケーキを作ります。
秘密は全部、同じフライパンで一緒に焼くこと。
ベーコンやソーセージの脂が卵やビーンズなど他の食材と絡み、
目玉焼きの周りがその油でパリパリに餃子の羽のように揚げたように焼けるのが
本場イギリス式。


 イングリッシュブレクファーストを食べる時はトーストは
薄切りに、カリカリに焼きます。

気が向くと母がよく作ってくれたいたクレープを作ることも。
中身はシンプルに、バター、レモン、そして黒糖か与論のキビザラ。


子供の頃、母がパンケーキを作っていると私や妹たちはお皿を持って
母の後ろに並んで、一枚一枚焼きあがるのを待ちました。
焼けたら順番にお皿にのせてもらい、テーブルに持って行き、
食べ終わったらまた列の後ろへ。
何枚食べたことでしょう。
今思うと母も大変でしたね。
愛情を感じます。

もちろん、和食も大好き。
残念ながらなかなか食べられる機会はありませんが。


 我が家の朝はどちらかといえばシンプルで軽めな方です。
でも好きなものを毎日飽きずに食べています。

2015年3月22日日曜日

テーブルの上

リビングのコーヒーテーブルには常に本がたくさん積んであります。


本と、先日ご紹介した古いガーデン道具入れ。

あとは、その時に使っているモノ以外は置かないようにしています。

テーブルの上には何も置かないほうがお部屋がすっきり、
そして広く感じられるとよく言われています。
私も仕事ではそのようなことをよく語ることが。

確かに、部屋はきれいに見えます。

でも反対に、広い平面に何も置かれていないのってきれいはきれいでも、
かなり目立つことがあります。
とにかく何もない広い平面だから。
目立ちすぎて、圧迫感があることも。

そして寂しく感じることも。
 何か置きたいような。

モノを置かない方が良い、というのは、日常的なモノのことを言うのでは。
書類とか、調味料とか、趣味の道具とかを
テーブルの上に出しっ放しにしない、ということ。
けして全く何もおいてはいけない訳ではないと思うのです。


真ん中にフルーツボウルを置いたり、お花を飾ったり、
キャンドルを飾って、何も置いていながらんとしたテーブルに
ふーっと息をかけてあげるようにしたほうが
お部屋全体が温まったような気持ちになれます。

そんなわけで、我が家のコーヒーテーブルには本がたくさん積んで置いています。

 

そして、ソファ周りで使う小物は、コーヒーテーブルについている
小さな引き出しの中へ。
ペンとメモ帳、リモコン、リモコン用の予備の電池、爪切りなど。


爪切りをリビングに置くのはあまりイギリス人的な発想ではありませんが、
夫がどうしてもリビングで爪を切ると言うのでここへ。

イギリス人は爪を切ったり、メークをしたり、
ボディーケア関係のことはみんなが使うリビングではしません。
プライベートなことなので、バスルームとか、寝室でするのが一般的。

誤解しないでください、ただ文化の違いです。
私自身も最近、夫の影響をうけ、リビングで爪を切るようになりました。

でもそれは夫がいない時、一人でリビングにいる時だけのこと。
夫には内緒です。

今日は話があっちへこっちへと話が飛んでしまいましたね。

2015年3月13日金曜日

配置を変えて...

とても日当たりの良い仕事部屋に恵まれています。
窓がたくさんあって外を見ながら仕事をするのが大好きです。
眺めを遮られるのが好きではないため、窓のシェードも日中は全開。
幸いなことに1階の書斎は道路よりやや高い位置にあるため、
すぐ外からは覗こうと思っても部屋の中はあまり見えません。


窓際の机に向かって仕事をしていると時々、通る人と目があったり。
それほど気にならないことです。

でも、面白いです。
外を見ていると、みんな色々なことをしているんだなあと、
時々仕事中にぼーっと考えてしまうことも。
子供を保育園に連れていくお母さん達。
朝夕と毎日、杖を頼りにゆっくり歩いている年配の男性。
毎朝、必ずジョギングをしている人たち。
スーパーへ向かう主婦。
ちょっと迷っているように、スマートフォンの地図を見ながら歩いている
よそから来た人たち。
誰を訪ねに来たのでしょう。
これから仕事へ行くのかな、と思わせる女性。
こんな時間に出勤って、どんなお仕事されているのかしら。

毎日見る人、始めて見る人、
手を振って時々窓からおしゃべりをしてしまう、近所の友達など、
さまざまな人たちが一日をかけて窓の外を通り過ぎます。
静かな住宅街ですが、そういった人の行動に活気を感じられ、
そのいただいたエネルギーで自分も仕事に気合が入るような気持ちです。

日当たりがよくて、明るくて、外の眺めも悪くないのですが、
窓に向かって仕事をしていて大きく気になるのが眩しさと紫外線。
絶対に良くないと思いながらも、座った時の眺めやインテリアのレイアウト的にも
その位置が好きでなかなか変えられませんでした。

でも最近、朝早くからパソコンに向かっての仕事が増え、
やっぱり変えないと、とついに決心して机の向きを変えました。



今まで壁にくっついていた机が部屋の真ん中に近い位置へ移動。
紫外線も眩しさも気にならなく、
窓に面してる背中がぽかぽか暖かくて気持ちがいい。

景色も変わりました。
今は小さな部屋を見渡せます。
そして、ちょっと斜め横を向けば別の窓からのまた違った景色が。
変えてみると、思ったほど悪くないのが分かりました。
やっぱりなんでも試してみる甲斐はあるんですね。

それに、外での出来事が気にならなくなり、かなり集中力もアップ。


唯一あまりハッピーではないのが今まで、
窓から注がれる午前中のぽかぽかと暖かい日差しの下で
いびきをかきながら気持ち良く寝ていた愛犬のボニーちゃん。
そのスポットが机の陰になってしまってちょっとご不満の様子。

ごめんね、ボニーちゃん。

2015年3月4日水曜日

もったいなくない

我が家のコーヒーテーブルには私の宝物が置いてあります。
ベルギーで見つけた、古いガーデニングの道具入れ。
その中には昔、はちみつが入っていた小さな瓶や、
アンティークの薬の瓶。
与論島の海辺で拾った、ガラス玉。漁師さんが使っていたブーイでしょう。
そしてテーブルで使うコースター。


時にはちょっとものを入れ替えて、小石を入れたり、
夏には貝殻を入れたり、冬にはパインコーンを入れたり。
その時の気分で適当に。

このガーデニングの道具入れは形と風合いに一目惚れ。
最初は何を入れようかと悩んでいました。
カトラリーを入れたり、薬箱にしたり、文房具を入れたり。
玄関の小物入れに使ったり。
長年、たくさんの機能を持っていたのですが、
ものを入れてしまうとどうしても箱そのものの美しさが見えなくなってしまうことが
気になっていました。
なんだか、可哀想な、残念な...


それである時、なぜ無理してものを入れようとするんだろう、
と自分で思ったのです。
別に、収納用品として使う必要がないのでは。
この子は昔、ガーデニングの道具入れとして十分役割を果たしたに違いないのだから、
今はゆっくりリタイヤーさせてあげよう、と。


何もかも、機能的に使ってしまおうと思うのもごく自然なことかもしれません。
「もったいない精神」がどうしても働いてしまって。

でも「もったいない」とは、いろいろな考え方があるのだと思います。
このガーデニング用具入れの場合、「使わないともったいない」ではなく、
ものでいっぱいになってしまって
箱そのものの美しさや風合いが隠れてしまっている方がもったいないのでは。

そう思って、今はコーヒーテーブルの飾りとして、
見て楽しむものとしての役割を持つようになりました。