2015年1月14日水曜日

欲しかったブーツジャック

雨の日の犬の散歩にはイギリスで昔買った、ハンターのブーツはかかせません。
でも。いつも脱ぐときに苦労をしています。


昔、ベルギーに住んでいた頃、そのための
「ブーツジャック」というものをプレゼントでいただいたことがあります。

アイアンでできたカタツムリの形をしたもの。
片足で抑え、もう片足のブーツのかかとをカタツムリのツノの部分に引っ掛け、
足を引けばブーツがスーッと脱げる優れもの。

かなりの重さだったのでドアストッパとしても大活躍。
でもそれが不運の始りとなってしまいました。

日本への引越しの時、荷物を出すためにまたもやその日も
ドアストッパとして活躍したカタツムリさん。
そのおかげで荷物に入れるのを忘れてしまったのです...

14年もの間、後悔してきた忘れ物。
一度、ネットでイギリスにある似ているものを見つけたのですが、
何しろアイアンで重たいので送料が数万と言われて諦めたことも。

雨の日に、ブーツを脱ぐたんびにため息。

それが先日、丸の内のコンランショップをぶらぶらしていたら
同じ機能のものを見つけました。




アイアンでできたブーツジャック。
カタツムリの形ではないのですが、ブーツの底や横の汚れまでとれる
ブラシもついていてこれなら玄関に置いてもいいかも、と思えるデザイン。

これは運命の出会いだと思って迷わずに購入。



イギリス人はお散歩が大好き。
それも、ただのんびりと近くの河原や公園を歩くだけではなく、
車で行ってでも、かなりの田舎を長時間歩きます。
森の中、羊がいる草原などを永遠と歩き、最後にパブでいっぱい飲んで
家に変えるというのが多くのイギリス人の週末の過ごし方。
そのためにレインブーツはかかせません。
雨が降っていなくてもレインブーツはかかせないもの。
とにかく泥が多いところでないと散歩をした気になりませんから!


そんな時に、ブーツの汚れを取るためのブーツブラシが家の玄関先に
置いてあります。まずは玄関マットで底の部分に付いた汚れを取り、
そしてブーツの横についている泥をブーツブラシで拭き取る。
ガーデニングや、外でお仕事する人たちにもかかせないものです。

今の日本での暮らしではそこまでブーツに泥がつくような状況はないですけれどブーツジャックの部分は早速大活躍。
まだまだブーツがかかせない季節。
いいタイミングで良いお買い物ができました!