2012年9月24日月曜日

今いちばん欲しかったもの


主人からのとても嬉しい誕生日プレゼント。
最も欲しかった本、ナイジェル・スレイターの「Tender
を贈ってくれました。
うれしい〜!!
















野菜料理がたくさん詰まったこんなに厚いレシピ本。
















お料理が素晴らしいだけではなく、本そのものもとても素敵。

お部屋に飾れるような素敵なお料理の本はまだまだ少ないような気がします。
インテリアやアート本と一緒に並べられるような
オシャレなレシピ本であるのもとても嬉しい。
さすがナイジェルさんのセンス。
彼のスタイルにぴったり合った素敵な本です。

インテリアとして飾りたい本とはまずは表紙が美しくなければ。 
でもそれだけではなく、ある程度の厚みがあることも大切。
薄い本をたくさんテーブルの上に重ねておいても
ただ「出しっ放し」の本に見えてしまうことも。
逆に本棚に並べた方が良いかもしれません。
 
ある程度の大きさや厚み、しっかりしたハードカバー、
はっきりとしたきれいな表紙、
そして自分の好きなことや趣味を反映するテーマであることが
コーヒーテーブルに飾る本の条件。

存在感のあるずっしりした本を数冊重ねて置くだけで
結構インパクトのあるインテリアディスプレイになるので
我が家では時々本を取り替えながら常に飾っています。



ナイジェル・スレイターはイギリスのテレビなどで大人気の料理研究家。
料理研究家とは正しい呼び方か分かりませんが、
彼はプロのシェフではないことを自ら主張しています。
元々はフードジャーナリストであり、食べることと作ることへの情熱から、
テレビのお料理番組を持ったり、数々の本を出版されるようになりました。

完全な「プロ」でないところも彼の魅力の一つかもしれません。
そのせいかもしれませんが彼のレシピはシンプルでなんだか
ホッとさせてくれるようなものばかり。




















テレビでは自宅のキッチンの外にあるお庭で育っている
野菜やハーブを積んできて作るお料理がほとんど。
とても素敵なキッチンです。
広くてシンプルでオシャレだけではなく、
大きなガラス扉の外にはイギリスならではの立派なお庭が。
お料理の最中にサッと外へ出て必用な分だけ切ったり
積んだりできるのは本当にいいですよね。

やっぱりキッチンとはどうどうとお庭やテラス、
ベランダなどに面してつくるべきです!

イギリス人による人気料理番組は何本かあり、
それぞれに独特なスタイルがあっても
共通していることが一つあります。
それは、最後に出来上がった料理を
たまらなく美味しそうに食べること。

私はとくにナイジェルさんのあの食べ方が大好き。
顔の表情、そして彼の口から出て来る、その美味しさを表す
なんとも言えない素晴らしい表現。
見ているだけで口の中に唾液がたまり
お腹がぐーぐー鳴ってしまいそう。
そしてすぐにその料理を作りたくなってしまうのです。

この本、今の私にぴったりの素敵な贈り物でした。
そこまで私のことをよく見ていて、
よく知っていてくれている主人にもちょっと感動。

その気持ちも何よりも嬉しいプレゼントです。




2012年9月13日木曜日

秋のクッキング・レッスン


Delicious Dining Club のセミプライベートお料理レッスンに行ってきました。
実は生まれて始めてのお料理教室でした!

上田淳子先生が、丁寧で分かりやすいデモンストレーション、
親切なご説明、そして独特な面白いトークで素晴らしい
料理4品を教えて下さいました。

この日のメニュー:

   秋の果実とモッツァレラのアミューズ
















   戻り鰹のレアステーキ ハーブサラダ添え














   

・ チキンのバスク風煮込み
















   プルーンのシナモンフラン
















デモンストレーションの後はいよいよ試食会。
Delicious Dining Clubのワインエキスパートが
このため特別にセレクトされたワインと一緒に
先生のお料理をいただきました。

スタイリッシュなキッチンの隣には素敵なお庭が見える
大きな窓のあるダイニングエリア。
美味しいお料理とワイン、素敵なダイニングの雰囲気、
そして外の風景。
まるで高級レストランにいるような気分。
でも高級レストランにないのはこのアットホームな雰囲気でした。

家に戻ってから、オシャレなインテリアの写真がないことに気付きました。
私らしくない...
それだけお料理に感激をしてしまったのだと思います。
DDCのスタッフと先生が食器を選んでいる1ショットだけ発見。
この写真ではあまり良く見えないかもしれませんが
羨ましいぐらい素敵なキッチンです。




美味しい食事に欠かせないのが楽しい会話。
そしてその会話のきっかけは美味しいお料理。
皆さん初対面でお互いのことを何も知らないなか、
「美味しいものを食べている」
といった共通点が楽しい会話のはじまりとなり、
時間があっという間に過ぎてしまいました。

もちろん先生やDDCスタッフのフレンドリーな
おもてなしのおかげでもあります。

お料理教室デビューは大成功!

次の機会が楽しみです。


2012年9月6日木曜日

すぐそこにあるもの

夏が始まろうとすると頭の中ではあれこれと
楽しい計画を想像しながらわくわくして新しい季節を迎えます。
そして9月に入ると、まだ夏休みもとっていないことにいつも気がつくのです。
















学校の休みやお盆などに夏休みの期間が制限されないため、
自由であるのは良い一方、
何かのきっかけがないとなかなか動き出さないのが現状。

去年は秋に夫婦でベルギーとイタリアへ行ってきました。
我が家の夏休みはだいたい秋に入ってからが最近の傾向。

しかし、今年は11歳の愛犬ベイリーの体の調子があまり良くないため、
しばらくの間は犬達を置いての旅行は難しそう。

泊まりがけが無理であれば日帰り旅行を。
近場の「いいところ」を探索する良いチャンスだと思い、
一日休んで奥多摩へ行ってきました。





















こんなに近くにこんなにきれいな場所があるとは。
しかも東京に!
あまりの美しい自然に感動しました。

前から「近いからいつでも行ける」と思い続けていた場所の一つですが
なかなか行くことがありませんでした。

その「いつでも行ける」の考え方が良くないのかもしれません。

近くに住んでいるのになかなか会わない友人達と一緒です。
「いつでも会えるから」と思いながらなかなか会うチャンスを
つくらないのも本当にもったいないとよく反省しています。























旅行となるとついつい遠くへとばかり思ってしまいがちですが、
たまにはすぐそこの素敵な場所を探索するのもなかなか良いですね。

良い休暇とは場所や日数だけではないことをしみじみと感じました。
たった一日であっても、すぐ近くであっても、
休暇としてのクオリティーの高さが何よりも大切。

本来であれば、遠くを見る前にまずは
近くを見てみるのも大事なことです。

旅行だけではなく、色々な面でもそうであるような気がします。

すぐそこに何か素敵なものがあるかもしれません。