2012年8月28日火曜日

お部屋をすっきりさせるには


「どうすればお部屋がすっきり見えるの?」の質問に対し、答えは一つ。
モノを片付けることです。
















インテリアがどうこう、センスがどうこうの問題以前に
まずはモノを片付けなければなりません。

片付けるセンスがあれば
インテリアも好きなようにするセンスもきっとあります。

その片付けるセンスというのは誰にでもあるはずです。

問題はやるか、やらないか、それだけです。

片付いたら部屋はすっきりし、それだけでもう素敵に見えてくるはずです。
どんなに質素でも、どれだけ家具がミスマッチしていても。

すっきりすればインテリア的に気に入らない部分もよく見えてくるので
何処から直せば良いのかももっとはっきりしてきます。

それに、ミスマッチしている家具、
それほどおかしく見えなくなるかもしれません。
ちょっと何か一工夫してあげるだけの問題かもしれません。

どこから片付ければ...と困った時には
まずはテーブルの上からスタート。
平面積で言えばお部屋の中で一番広いので、
テーブルの上を片付けるだけで
お部屋全体がかなりすっきり見えてきます。





















片付けたら、何も置いてないすっきりしたテーブルの真ん中に
お気に入りのボウルやカゴを置き
その中にフルーツを入れて飾ってあげましょう。

部屋は急に明るく、爽やかな息が吹き込まれたように感じられます。
美しいモノは目を引いてくれるので気になるところも
それほど気になるなくなるかもしれません。

フルーツは何種類も飾るより、
1〜2種類の方がシンプルでおしゃれに見えますよ。
たくさんの色を使いすぎるとかえってごちゃごちゃに見えることもあるので
まずは1〜2色でまとめてみてはどうでしょう。
















明るく爽やか良ければレモンやオレンジ。

ちょっとシックで渋めが良ければイチジクやぶどうなど。

何を置くかはもちろん季節にもよりますが、それがフルーツの魅力。
ちょっと部屋に飾るだけで、色々な意味でお部屋に季節の香りが味わえます。

フルーツでなくてもお花を飾るのでもOK

ただし、高さに気をつけてください。
あまり背が高いと天井や照明器具とのバランスが悪くなることもあるので
高さよりも横に広がりのある、低めのブーケのほうがすっきり見えます。

でもフルーツボウルやお花など、お部屋のモノを増やす前に
まずは余計なものを部屋から減らすことから始めないと。

あまり難しく考えず、とりあえずモノをどこかにしまってみましょう。
もっと言えば、今は隠すだけでもいいです。
捨てる、整理するなどはまた別の機会に考えれば良いのですから。

まずはすっきりした部屋を実感してみることが大事なことです。

2012年8月20日月曜日

それって、他に何に使えますか?


調理道具についてちょっと調べることがあり色々検索していたらあるサイトで
面白い文章に目が止まりました。

Unitaskerは基本的に持たないようにしているので
ガーリッククラッシャーは持っていません」 



Uniとひとつ。
Taskとは仕事や働き、努め。
たった一つの機能や使用目的しかないモノのことを言います。

ニンニクは包丁でみじん切りにしたり、
おろしたりできるので特別にクラッシャーが必用かどうか、ということです。

このような道具を英語ではunitasker (ユニタスカー)と言われています。
アメリカの有名シェフがこのようなモノが嫌いだと宣言してから話題に。
彼はどうしても必用なユニタスカーは他の機能も持たせ、
多目的に使うようにしているそうです。

すぐに思い浮かぶキッチンのユニタスカーとは
例えば、卵スライサー、アスパラガス用の鍋、おむすびの型、
たこ焼きやワッフルメーカー、アボカドの種を抜く道具など。

優れたアイディア商品は世の中にたくさんあります。

そして思い出したのが昔、祖母のお家あったあのイチゴのスプーン。
底が平で、イチゴの種のようにぷちぷちと凹凸のあるスプーン。
イチゴにミルクをかけ、スプーンの底の部分でイチゴをつぶして食べましたよね。
子供の頃、大好きでした。

でもその他には使い道はなく、イチゴを食べる時意外は他のユニタスカー達と一緒に引き出しの中でごちゃごちゃになって眠っていました。

我が家はどうなのでしょう。
確かに、いくつかありました。



ガーリッククラッシャー:
本当に必用かどうか疑問はあっても手は臭くならず、
みじん切りにしたりおろしたりするようりぜんぜん早く、
結構好きかも...

パスタメジャー:
形が好きで他の面白い形をした道具と一緒に吊るして飾っているだけの状態。
そう考えれば目の保養の役割も含めて機能は2つあるかもしれませが、
肝心のパスタメジャーとしては全く使っていないため
それでも結果的にはユニタスカーになってしまいます。

ピザスライサー:
昔ベルギーに住んでいた頃に買ったもの。
当時よく使っていたデリバリーはスライスしないまま届けていたので
スライサーは大活躍。
今は家ではほとんどピザを食べませんが、
パイ生地を切ったり切り分けたりするのに役立っています。
ユニタスカーに他の機能も持たせるというのはこういうことですね。 

ピーラー:
ほぼ毎日使用。
恥ずかしいことですが、昔から包丁で野菜の皮を剥くのがあまり得意ではなく、
野菜も果物も、ピーラーで向ける物は何でもピーラーで剥いてしまっています。

クルミ割り:
クルミを割る意外には使い道はないかもしれません。
でもクリスマスシーズンになるとクルミはかかせません。
例の有名シェフはこれに関してはどう思われているか聞いてみたいです。

栓抜き:
缶切り、コルク抜きと栓抜きのマルチのものも一つあっても
やっぱり昔ながらのシンプルな栓抜きが一番使いやすい。
最近は缶やペットボトルばかりで使う回数が減りました。
でも瓶ビールを開けたときの感じ、やっぱりいいですよね。

その他にも見つけたのが炊飯器、ホットサンドメーカー
そしてポップアップ式のトースター。
毎日土鍋で炊いたご飯が食べれる暮らしには憧れますが
今の生活では炊飯器は欠かせません。

ポップアップ式トースターはただのこだわり。
オーブントースターにすればホットサンドも作れてしまうのですが...

結局、我が家にあるユニタスカー達を守るための言い訳ばかり。

でもユニタスカーを意識するようになったことで今後
モノの見方やモノに対しての考え方がどう変わったか、興味深いです。


2012年8月11日土曜日

ちぎりトマトの夏


最近の好物は「ちぎりトマト」

ちょっと変に聞こえますが、包丁で切ったトマトと手でちぎったトマトの
味が全然違うのを発見してからは何かの形で(必ずちぎって)
我が家の食卓に登場する回数が増えました。

指でちぎったミニやミディトマトは
見かけはちょっとワイルドかもしれません。

でもは味は抜群。

ちぎっていると汁や種がぷちぷち飛び出してくるので要注意です。
でもそのぷちぷち飛び出る種と汁がドレッシングと混ざり、
更に美味しくしてくれています。

ちぎりトマトにトマトのドレッシング、ということですね。

そのトマトのドレッシングは、ちぎったトマトとまるで一体となったように
うまく絡み、ジューシーでフルーティーなサラダに出来上がり。



トマトをちぎって、バジルの葉もちぎり、レモンをぎゅっと絞りかける。

最後に両手をボウルに入れて指先で混ぜながら
トマトとレモン汁とオリーブオイル、
そしてちぎったトマトから出た大量の汁を絡ませる。

モッツァレラチーズがあれば、これももちろんちぎって入れたり。

レモンを半分に切る時意外は包丁もまな板も、
混ぜるためのスプーンもいっさいらないのも嬉しい。

手でちぎったり、搾ったり、混ぜたりの動作が楽しく、
何となくリラックスさせてくれのも、
ちぎりトマトの魅力のひとつかもしれません。

気がつくと鼻歌を歌いながらちぎっています。

う〜んと冷やしてサラダとして食べるのはもちろん、
バゲットをスライスしてトマトをのせたクロスティーニ―にしたり、
カッペリーニと混ぜて冷製パスタにしたり、
ぶっかけそうめんにかつお節たっぷりとのせたり、
インターナショナルに活躍中。

これほどトマトをたくさん食べた夏は始めてかもしれませんが、
これほどトマトのことを情熱的に語ったのも始めてです。


2012年8月1日水曜日

八百屋さんのお野菜

家から自転車で15分ぐらいのところに八百屋さんを発見。
たまにはいつもと違う方面を走るのも良いことですね。
たまたま休みの日に河原をサイクリングをしていていた最中飲み物の自動販売機を探しに一旦サイクリングロードから離れた時に見つけた大きな八百屋さん。


中に入ってみると空っぽの箱やカゴばかり。
棚に並んでいたちょっとした調味料の他にはほとんど商品がない。


すごい、もう売り切れてしまっているほど人気のある八百屋さんなんだ!
と思いながら寂し気に残っていたトマトを一袋、とキュウリとなす、
どれもちょっとしか残っていなかったのですが美味しそうだったので買ってみることに。



最近、野菜や八百屋さんにはまっていて近くの八百屋や
週末には市場で地元の畑で作った野菜を買うのが習慣に。
一応東京都でありながらも、近くには畑や古くからの農家が多いため
新鮮で時には珍しい野菜が買えるのがとても嬉しいこと。

ちょっと変わっている趣味かもしれませんが、
新しい八百屋を発見すると子供のようにわくわくと興奮してしまいます。

お会計の時に八百屋のおじさんに今日初めて来ました、と話しかけたところ
「日曜日は市場が閉まっているから品数が薄いんだよ。平日に来ればもっとたくさんあるから」と。

いつでも何でも買えてしまう世の中になって確かに便利なのかもしれませんが、
この八百屋さんのおじさんの一言が心に響きました。

考えてみると当たり前のことなのですが、最近はあまり聞かないかもしれません。

スーパーではほとんど品切れがなく、小さなお店でも買い置きしているかと思うほど、休日でも品揃えが多いところも。確かによく見ると値段は安くてもお野菜がちょっとお疲れの様子、といったことも時々あります。

野菜や果物の季節のメリハリもだんだんぼやけているよう見えてきました。
一年を通して手に入るものが増え、時々「この野菜は元々はどの季節のものだったんだっけ?」と忘れて考えてしまうことも。

私も大型スーパーでたくさんの食料を買って冷凍保存することは
もちろんありますし、旬でもない果物を使ってお菓子を作ったりすることも
時々あります。
冷凍のグリーンピーズが冷凍庫に入っていないと何となく不安です。

でも当然のことに一番美味しいのは旬であり、新鮮なもの。

だからこのような八百屋さんみたいなところはやっぱり必用なのです。
大事にしてあげないと。
八百屋さん自身もお野菜や果物といったものを大事にしていて、
そしてお客様のことも大事に思っているから。


おかげさまで食べる野菜の量、そして野菜料理のレパートリーも増えました。
まあ、これからの健康と長生きのことを考えるとその方が良いかもしれませんね!