2011年3月3日木曜日

理想の机

インテリア本や映画、海外ドラマで見るオフィスや書斎に憧れます。

大きな窓の前にある美しい机。超近代的でデザイン性の高い机であったり、どっしりと存在感のあるアンティークの机であったり、お部屋にぴったりサイズの収納と一体した作り付けであったり...
でももっとも憧れるのが机そのものではなく、机の上にパソコンと電話ぐらいしか置いていないこと。
この机のオーナーって実際に仕事をしているのかしら、と思うほど何も置いていない。
もちろん、映画の世界だから実際に仕事なんてしていないのは分かっている。本の写真も撮影のためにわざわざ余計なものをどかしてすっきり見せているに違いない。でもやっぱりパソコンしか置いていない美しい机には憧れ続けています。

ドラマSex and the Cityの主人公、キャリーが仕事をしている場面をいつもうらやましく見ていました。窓に面した小さな机だけれどパソコンとコーヒーカップかワイングラス、そして灰皿ぐらいしかなく、ラフな格好でパソコンに向かって仕事をしているシーン。どうしてそんな格好よく仕事ができるのだろう 

フィクションだからよ、フィクション! 

でもいくらフィクションであり、現実的ではなくても理想があることはいいこと。

キャリー風だとこんなかんじ?
机があって、パソコンがあって、横に休憩用のアームチェア。

現在、仕事部屋として使っている部屋には大きな窓が二つもあり、シンプルだけれど収納と机が一体になったサイズぴったりの手作り家具、さらに最近買ったヨーロッパのアンティークデスクがあるので理想なオフィスの条件にはかなり近い。けれども机の上には細々としたものがいっぱい。書類、CDRom、ノート類、本や資料、郵便物、携帯のチャージャー、小物入れ、ペン立て、家族やペットの写真、ハンドクリーム、手帳、メガネなどなど、なくてはならないものばかり。幸いなことに最近インターネット接続を無線にしたためケーブルが一本減り、それだけでも机の上はかなりすっきりしたものの、テレビや本で見る机とはだいぶ違う。


でもこれが現実なのかもしれない。よく見ると机の上にあるものって、必要なものや好きなものばかり。本やノート、写真、自文房具などは机を使っている証拠。机周辺を生き生きさせているのです。何も置いていなかったら時間が止まっているみたいでただの殺風景な寂し部屋になってしまうことでしょう。

現実はこんなかんじ。
だからと言ってどんどんものを置いてしまってはいけない。好きなもの、必要なものを置きながらもすっきりさせることを常に意識しています。そのため、できるだけパソコンonlyを意識するようにしているのです。仕事に夢中になり、机の上が散らかってしまったり、書類の山ができないように常にまとめたり、かたづけたりして机の表面の白い木が見えるように心がけています。そんなことばかり考えていたら仕事にならないのでは、と思うかもしれませんが、逆に散らかっていると落ち着かなくなってしまい、片づけが始まって結局仕事にならない状態に。周りがすっきりし、自分がキャリーになった気分になって「格好よく」仕事でも何でもしているつもりでやっている方が、効率が良いのがわかりました。


窓側の机にはものが置いてあっても、部屋の中央の置いているアンティークデスクにはお花以外は何も置かないように注意している。それだけでもかなり気持ちがいい。