2011年2月24日木曜日

マイナスからプラスへ Part 2


お部屋からのポジティブなエネルギーをぜひ私もいただきたい!と思い、私自身ももう少しがんばろうと思いました。もともとまあまあすっきりしている方だとは思っているのですがもちろん生活をしているなかで気になることや小さな問題点はちょこちょこあります。もともとすっきりしていても次々と解決しなければならない問題が出て来るのは日常生活での当然のことです。

今一番気になっているのが写真やアルバム。

最近はデジカメばかりなので紙焼きの写真はあまり増えなくなり、整理も楽になったのですが、過去の写真はけっこうな量。よく考えてみると、24枚や36枚撮りのフィルム一本を現像したたんびに、それだけの枚数の写真が増えていたということです。それに加えて友達もらったものや焼き増ししてもらったもの。かなりの量ですよね。

今までは何となく気が向いたら同じアルバム2−3冊買って、写真を入れていました。時間が経つうちに大きさや形、色やデザインがバラバラなアルバムがけっこうたまっていました。イベントごとにアルバムに入れるのも分かりやすくていいのですが、小さなアルバムがこちょこちょと沢山たまってしまってなんとなく納まりが悪い。そしてアルバムに入りきらなかった写真やまだ整理していないバラバラの写真も山ほどあり、これもなんとかしないと、と思いました。

写真は人生の思い出の大切なものなので時々見たいもの。押し入れの奥にアルバムをしまったまんまではもったいない。

そんな色々な思いがあり、アルバムとバラバラの写真の整理をしてみることにしました。


      長期にわたってたまったアルバム。バラバラで納めにくいし、
    リビングの本棚にもあまり置きたくないものばかりでしたのでずっと
           クローゼットの中にしまっていました。


結構無駄な写真も多かったです。24枚撮りのフィルム一本のうち、実際に「一生とっておきたい写真」とは本当に何枚あるのか、と思いました。
ピンぼけ、失敗、同じようなのを連続して撮ったもの似たような写真など。
それに加えて、一つのイベントで友達とお互いの写真を焼き増しして交換した写真。よく見ると自分が撮ったのとほとんど同じようなのばかり。同じイベント、同じ景色、同じメンバー。 
とりあえず余計なものから減らして行くことに。

かなりの枚数をシュレッダーにかけてしまいました。

ついでにあまり見たくない「自分」の写真まで。目が閉じている、変な顔をしている写真。思い出してもあまりいい気持ちにならない写真もついでにポイッ! 

写真がスリム化したところで、新たにアルバムにまとめ直しました。一冊ずつがストーリーを語るのはもちろん、全部合わせても一つのライフストーリーになることを意識しながら。




入りきらないもの、サイズや形がアルバムに合わないものは後ほど一冊のスクラップブックをつくることに決めました。今回のもう一つの目的はとにかくバラの写真は残さず、すべてをきちっとアルバムかスクラップにまとめることでした。

結果としては無駄な写真を減らした分、残った写真一枚一枚がより奥深くなったような気がしました。何枚も似たような写真を見ながら「あーそうだったわね」と思うのではなく、一枚をじーっと見つめながら色々考えて思い出すようなれ、その時のことをより具体的に、そして温かく思い出せるようになった気がします。

アルバムはリビングのインテリアに馴染み、本棚に納めやすいA4サイズの布ばりのちょっと温かみのあるものに。これで一生リビングの一部に納まり、いつでも取り出して一人で眺めたり、友達が遊びに来た時に思い出話をしながらわいわい楽しめるようになりました。
モノと付き合うということはこのようなことだと思います。自分とモノとの関係を大切にすることです。




リビングの本棚に納めたアルバム。色が沢山ある本の中に、こういった一色のブロックがあることで全体が落ち着いてみえます。